色調の明暗を決定づけるカーボンブラックと酸化チタン、そして近年多くのカラー演出に採用されているナノ顔料、これらの色材は最適な分散状態で使用することが非常に重要です。本講座では、まず分散の基礎について解説し、その後、上記色材の分散方法に関する実務的な内容を準備し、段階的に理解が深められるようにしています。これから様々な粒子の分散に取り組まれる若手技術者や、分散の大切さ・難しさを実感されつつある中堅技術者、分散技術を駆使して新規開発を推進されているプロジェクトリーダーまで、幅広い階層、また、様々な分野からの参加をお待ちしております。
オンライン開催のお知らせ
今年度はZOOMによるオンライン開催で実施いたします。
主催 | 一般社団法人 色材協会 関西支部 |
協賛 | (予定)印刷インキワニス工業会,応用物理学会,高分子学会,日本化学会,日本画像学会,日本顔料技術協会,日本ゴム協会,日本材料学会関西支部,日本セラミックス協会,日本塗装技術協会, 日本塗料工業会,日本粉体工業技術協会,日本油化学会,表面技術協会 |
日時 | 2022年7月6日(水) 9:20 ~ 16:30 |
会場 | ZOOMによるオンライン開催 |
ZOOM情報 | 参加申し込みをされた方に、別途メールにてお知らせ |
申し込み | 申込書PDFを印刷、ご記入の上,FAXでお申込み下さい。同内容を入力し,E-mailでお申込みいただいても結構です。 |
注意事項 | ・発表内容の録画、コピー、録音等は禁止致します。 ・研究発表会には参加登録した本人のみが参加できるものであり、参加に伴い得た情報のSNSへの投稿等により第三者への開示を禁止する。 ・参加者は事前に使用ツール(ZOOM)の動作確認を行い、動作環境等に問題ないことを確認したうえで参加すること。 ・参加者は上記条件を理解・同意したうえで参加すること。 |
色材分散講座 テキスト閲覧ページ(参加者専用)
メールにてお知らせしたIDとパスワードを入力して、こちらからご覧ください。(参加者・発表者のみ閲覧可能)
講師・演題
(講演順序は変更になることがあります)
9:20~11:00 |
粒子分散の基礎とメカニズム 1.界面科学 2.コロイド 3.分散安定化 4.顔料分散 日本ペイント株式会社 R&D本部 技術管理部 山本 正治 |
10:50~12:00 |
塗料における顔料分散 1.湿潤 2.解砕 3.安定化 4.酸塩基相互作用 5.顔料誘導体 関西ペイント株式会社 CD研究所 課長 新小田 尚一 |
13:10~14:10 |
カーボンブラックの基礎と分散 1.基礎特性 2.製造方法 3.分散 4.導電性 5.安全性 三菱ケミカル㈱三重事業所 製造3部・技術室 カーボンゴム開発技術グループ チームリーダー 髙岡 麗雄奈 |
14:20~15:20 |
酸化チタン顔料の表面処理と分散 1.酸化チタン 2.表面処理 3.分散 4.耐候性 5.光散乱 テイカ株式会社 岡山研究所 第二課長 池田 征弥 |
15:30~16:30 |
高分子分散剤によるナノ顔料の分散 1.高分子分散剤 2.ナノ顔料 3.分散 4.Solsperse 5.Solplus 日本ルーブリゾール株式会社 パフォーマンスコーティングス部 ビジネスディベロップメントマネージャー 西澤 理 |