講演会・セミナー

第1回インクジェット基礎講座

最近、インクジェット技術が様々な分野で応用されてきています。これまで材料開発者に向けたインクジェット技術を解説する講座はなく、技術の理解に悩んだ技術者も少なくないものと推察します。色材協会では材料開発者に向け、インクジェットの基礎を学ぶことのできる講座を準備いたしました。このインクジェット基礎講座では、インク設計の基本となる各種材料の配合設計のポイント、並びにインクジェットヘッド等のシステム設計のポイントを、材料開発者にも分かり易く基礎から説明いたします。講師には、これまでインクジェットの技術開発の最前線で活躍された経験豊富な方々にお願いいたしました。初めてインクジェット技術に携わる方でも理解して頂ける内容となっています。

講演終了後には名刺交換会を開催しますので、今後の交流の場としても貴重なお時間になると思います。

この基礎講座は、対面方式とZOOMによるオンライン方式の併用での開催になっています。多くの方のご参加をお待ちしています。

第1回インクジェット基礎講座概要(PDF)

 

講座概要

令和5年(2023年)10月23日(月)
講演 9:30~17:00
名刺交換会 講演終了後~18:30

 

主催 一般社団法人色材協会 関東支部 IJ部会
協賛 (予定)応用物理学会、日本化学会、高分子学会、自動車技術会、日本印刷学会、紙パルプ技術協会、日本油化学会、表面技術協会、材料技術研究協会、日本塗装技術協会、日本塗装工業会、日本顔料技術協会、日本建築仕上学会、化成品工業協会、日本材料学会、日本レオロジー学会、日本木材学会、日本筆記具工業会、日本塗装機械工業会、日本画像学会、日本写真学会、ファッションビジネス学会デジタルテキスタイル研究部会
会場 対面方式とZOOMによるオンライン方式の併用での開催
東京塗料会館地下 1 階会議室(最寄り駅;JR 山手線/東京メトロ日比谷線 恵比寿駅)
〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿 3-12-8
受講料
  • 主催・協賛学協会会員 20,000円
  • 会員外 33,000円
  • 学生会員 3,200円
  • 学生会員外 5,300円

※1 当日までに色材協会に入会されれば、会員扱いになります。[正会員(個人名義)年会費 9,800円] 入会についてはこちら
※2 協賛学協会会員の方は、会員扱いとなります。所属学協会名,会員No.を明記してお申し込み下さい。

申込締切 10月13日(金)
定員:会場(80名)、オンライン(100名)になり次第締め切らせて頂きます。お早めにお申し込み下さい。
申込方法 オンラインフォームからお申し込みいただくか、申込書に所定事項を明記しE-mailでお送りください。

第1回インクジェット基礎講座 参加お申込みフォーム

第1回インクジェット基講座 申込書PDF

振込 受講料は、請求書到着後に ①銀行振込、②郵便振替 のいずれかでご送金ください。

  • ①銀行口座:三菱UFJ銀行 恵比寿支店 普通預金 №1547898
  • ②郵便振替:00120-7-76423  振込口座名義  シヤ)シキザイキヨウカイ
お問い合わせ先 〒150-0013 東京都渋谷区恵比寿3-12-8 東京塗料会館201
(社)色材協会
TEL: 03-3443-2811
FAX: 03-3443-3699
E-mail: admin@jscm.or.jp
参加ポリシー
  • 受講者は、講座内容の保存(撮影や画面キャプチャ含む)、動画・音声の録画・録音を禁止といたします。
  • Zoomの場合、申し込みした本人のみが参加でき、第三者への開示(1申し込みでの複数聴講)を禁止といたします。
  • 受講者は、事前にZoomの動作確認を行い、動作環境などに問題がないことを受講者責任でご確認ください。
  • 上記条件を理解・同意した上でお申込み下さい。

テキスト閲覧ページ(参加者専用)

メールにてお知らせしたパスワードを入力して、こちらからご覧ください。(参加者・発表者のみ閲覧可能)

テキスト閲覧ページ(準備中)

講座スケジュール

※下記スケジュール(時間、内容、講師)は予告なく変更の可能性 があることご了承ください。

9:25~ 9:30 開会挨拶
9:30~10:30 「インクジェット技術概論」 コニカミノルタ株式会社 朝武 敦
〈講師からの講演内容紹介〉インクジェット技術とは「色材・機能材料を含む液体(インク)を液滴に分離し、画像信号(プリント信号)に応じ、記録対象(メディア)に向けて吐出し、色材・機能材料を対象物に付着・伝達させるマーキング方式」と定義され、その応用範囲は様々な分野に広がっています。本講座ではインクジェット技術の概要と、市場の状況について俯瞰したいと思います。
10:35~11:35 「インクジェットヘッド」 法政大学 田沼 千秋
〈講師からの講演内容紹介〉インクを吐出するインクジェットヘッドの種類と構造などの特徴を解説するとともに、ピエゾ方式インクジェットヘッドに用いられる圧電アクチュエータについても解説する。
11:35~12:45 休憩時間
12:45~13:45 「インクジェットシステム技術」 山形大学 江口 裕俊
〈講師からの講演内容紹介〉インクジェットプリンターで印刷等を行う際に必要な機能や課題と、それらに対応するシステム技術について、事例を示しながら解説します。
13:50~14:50 「画像処理入門編」 セイコーエプソン株式会社 角谷 繁明
〈講師からの講演内容紹介〉カラーインクジェットプリンタの「色変換」「ハーフトーン」「ヘッド走査処理」などの画像処理技術を、インクジェット技術発展の歴史に沿って、なるべくやさしく解説する。
14:55~15:55 「インクジェット添加剤」ビックケミー・ジャパン株式会社 吉廣 泰男
〈講師からの講演内容紹介〉インクジェットインキの処方設計において、添加剤の選定は重要な設計技術の一つである事から、分散安定化の基礎、利用する湿潤分散剤の構造要素、また、表面調整剤の事例等を通じて添加剤について解説する。
16:00~17:00 「インクジェット色材」  株式会社リコー 永井 希世文
〈講師からの講演内容紹介〉インクジェト色材の変遷を振り返ると、黎明期での既存染料の使いこなしから、インクジェット専用の染料の開発が始まり、写真用の耐光、耐オゾン性の染料の開発が行われてきた。一方、顔料インクは耐候性と信頼性の確保から表面処理の自己分散型の顔料や樹脂被覆されたカプセル顔料など、インクジェットに適合する顔料の開発がすすめられてきた。また、各アプリケーションに合わせ、例えば、テクスタイル用の白色顔料の開発や高発色の反応性黒染料などの開発も進められている。本講では、インクジェットに用いられる染料顔料について、これら背景とともに概要の解説を行う。
17:00~18:30 名刺交換会
名刺交換会には講師の方々にも参加をお願いしてあります。講演では聞くことのできなかった疑問・質問など、この交流会にて活発に議論してください。

 

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