塗料は多機能材料として多くの分野で使用されており、近年その機能の高度化に加え、多様化がますます進み、塗料の知識を必要とする機会が非常に多くなってきております。本講座は、ご好評のうちに55回目を迎えますが、このような状況を踏まえ、塗料の基礎知識・技術の理解や習得を目的として、「塗料基礎講座」の表題で開催しております。最近の動向から法規面も含めて実践的な内容も加え、分かり易くご理解いただけるよう企画しております。塗料関連の業界に携わっておられる方、これから進もうとされる方々は勿論、塗料に関心をお持ちの皆様より多数のご参加をお待ちしております。
(ご都合に応じて受講いただけるよう、1日コースも設けておりますのでご活用ください。)
オンライン開催のお知らせ
今年度はZOOMによるオンライン開催で実施いたします。
主催 | 一般社団法人 色材協会 関西支部 |
協賛 | (予定)高分子学会,日本化学会,日本画像学会,日本顔料技術協会,日本ゴム協会,日本材料学会,関西支部,日本塗装技術協会,日本塗料工業会,日本粉体工業技術協会,日本防錆技術協会,日本油化学会,表面技術協会,腐食防食学会 |
日時 | 2024年 10月16日(水)・17日(木) (2日間) ( 9:15~16:50 ) |
申込締切 | 10月11日(金) |
会場 | ZOOMによるオンライン開催 |
ZOOM情報 | 参加申し込みをされた方に、別途メールにてお知らせ |
受講料 | 2日:会員 26,200円 ・会員外 31,500円 ・学生 3,100円 1日:会員 15,700円 ・会員外 21,000円 ・学生 3,100円 ※2日間受講が困難な場合は、交代で受講することもできます。 ※テキスト代、消費税込 交代される場合は、申し込み時に連名(1日目、2日目)をお書き下さい。 |
支払方法 | 銀行振込,郵便振替のいずれかでお振り込み下さい。
一般社団法人 色材協会 関西支部 |
申し込み | 下記申込書に氏名・勤務先・所属部署・所在地・所属学会名等を記入の上, FAXまたはE-mailで下記同項目を記入しお申込み下さい。 (今回はオンライン開催ですのでE-mail は必須です) |
定員 | 6 0 名 (定員に達し次第締め切らせて頂きます。) |
注意事項 |
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申し込み先 | 一般社団法人 色材協会 関西支部 〒530-0044 大阪市北区東天満1-9-10大阪塗料ビル2階
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テキスト閲覧ページ(参加者専用)
ただいま準備中です。
メールにてお知らせしたパスワードを入力して、こちらからご覧ください。(参加者・発表者のみ閲覧可能)
講師・演題
(講演順序は変更になることがあります)
第1日:10月16日(水)
9:15~10:35 |
塗料の概論 (新規機能性塗料を含め)1. 塗料需要・分野 2.塗料組成 3.塗膜形成 4.塗料機能 5.塗料環境対応 |
10:45~11:55 |
塗料用顔料の基礎と技術動向1.顔料の分類 2.顔料の分散 3.塗膜の光学的性質 |
昼休憩 | |
13:10~14:10 |
塗料用添加剤の基礎と技術動向1.欠陥現象の防止 2.粒子の沈降防止 3.流動性の制御 4.濡れ性の向上 5.消泡 |
14:20~15:20 |
塗料用樹脂の基礎と技術動向 (1)溶剤系樹脂1.塗料用樹脂の分類 2.特徴・性能と用途 3.形態と用途 |
15:30~16:30 |
塗料用樹脂の基礎と技術動向 (2)水系用樹脂1.水系 2.塗料 3.乳化重合 4.高機能化 |
第2日:10月17日(木)
9:15~10:45 |
塗料・塗膜の物性と評価方法1.レオロジー 2.粘弾性 3.表面張力 4.粗さ |
10:55~12:05 |
塗装の基礎と技術動向1.塗装の基礎 2.塗装の実例 3.塗装機 4.塗着効率 |
昼休憩 | |
13:00~13:50 |
カラーデザインの基礎1.カラーデザイン 2.コンセプト立案 3.色材開発とデザイン 4.デザイン質感 5.CMFデザイン |
14:00~14:50 |
塗膜の耐久性 (1)耐候性1.塗膜の経時劣化 2.耐候性劣化要因 3.促進耐候性試験方法 4.塗膜の寿命予測 |
15:00~15:50 |
塗膜の耐久性 (2)防食性1.金属の腐食 2.防食方法 3.塗装による金属の防食 4.最近の防食塗料の動向 |
16:00~16:50 |
塗料・塗装に関する法規制の概要1.化学物質管理 2.労働安全衛生法 3.化学物質管理促進法 4.化学物質審査規制法 |