関東支部は、塗料業界の技術向上と発展を目的として、春季と秋季の年2回塗料講演会を開催しております。
本年度の春季塗料講演会では、機能性付与および環境対応に関するトピックについて、最前線で活躍する諸先生方にご講演をいただきます。
技術革新の著しい自動車用途においては、自動運転技術への対応、カーボンニュートラル施策、機能性顔料に関して、用途を拡げて、塗料におけるライフサイクルアセスメント(LCA)に関して、また環境対応の進む製缶用塗料に関して、最新の知見と技術情報が提供される内容となっております。
技術者の方々はもちろん、塗料・塗装業界の将来に関心をお持ちの方皆様にとりまして有益な情報を得られる場となることを確信しております。
多くのご参加を心よりお待ち申し上げます。
講座概要
開催日時:2025年5月15日(木) 9:40 ~16:40
共催 | 一般社団法人色材協会関東支部 |
協賛 | (予定)日本塗料工業会,関東塗料工業組合,東京塗料商業協同組合,日本塗料検査協会,自動車技術会,化学工学会,日本塗装技術協会,腐食防食学会,日本化学会 |
会場 | 東京都中央区日本橋三丁目7番20号 ディーアイシービル2F会議室 https://www.dic-global.com/pdf/about/facilities/headoffice.pdf
|
受講料 |
*テキストは事前に送付いたします。 |
申込締切 | 定員100名になり次第 締め切らせていただきます。お早目にお申し込みください。 *事前のテキスト送付の都合上 5月7日(水)までにお申込みください。 |
お申し込み方法 | オンラインお申込みフォームをご利用ください。 |
振込 | 参加費は銀行振込にて,講演会前日までにお振込みください。 銀行口座:三菱UFJ銀行 恵比寿支店 普通預金 No.1547898 (社)色材協会 |
お問い合わせ先 | 東京都渋谷区恵比寿3-12-8 東京塗料会館201号室 (社)色材協会 TEL 03-3443-2811 FAX 03-3443-3699 E-mail:admin[atmark]jscm.or.jp |
- 受講者は,講座内容の撮影、動画・音声の録画・録音を禁止とします。
- 上記条件を理解・同意した上でお申し込みください。
演台・講師
※下記スケジュール(時間、内容、講師)は予告なく変更の可能性 があることご了承ください。
時間 | 演題 |
9:40~9:45 |
オープニング |
9:45~10:45 |
1.「自動運転に用いられるミリ波レーダーに対応する塗装技術」日産自動車株式会社 筒井宏典 自動運転技術の普及に伴いバンパー塗装のレーダー透過性は重要な課題となっている。本報では、レーダー減衰に影響を与える因子と実験計画法を用いたその寄与度の明確化、さらには、改良方策の検討結果について報告する。 |
11:00~12:00 |
2.「(仮)自動車塗装CN研究会の活動報告」スズキ株式会社 中子浩伸 (講演内容調整中)ご期待ください。 |
12:00~13:00 |
昼休憩 |
13:00~14:00 |
3.「塗料におけるLCA(ライフサイクルアセスメント)の取り組みについて」日本ペイントコーポレートソリューションズ株式会社 河野友浩 近年、企業でのLCA活用が進んでいるが、ケーススタディは事業活動の可視化と新たな気づきをもたらす。本講演では、塗料に関するLCAの動向や具体例を紹介し、塗料特有の課題や今後の可能性について議論する。 |
14:15~15:15 |
4.「機能性ハイパフォーマンス顔料を用いた、NIRマネージメントについて」DIC株式会社 大野恭弘 従来、顔料に求められる性能は、可視光領域の光の吸収をコントロールすることにより発現してきた。近年では、そのコントロール領域を近赤外線(NIR)に広げ、色以外の機能の発現を狙った顔料が出てきている。本稿では、NIRマネージメントの産業用途について説明する。 |
15:30~16:30 |
5.「製缶塗料の基礎と環境対応に向けた取り組みについて」トーヨーケム株式会社 夏本徹哉 食料缶や飲料缶に適用されている内外面塗料(製缶塗料)に関する基本的な要求性能・設計について、そしてビスフェノールAやPFASに対する規制など製缶塗料に関わる環境関連の法規制と近年の動向について説明いたします。 |
16:30~16:40 |
閉会挨拶・アンケート記入 |